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石鹸シャンプーが環境に優しいのはどうして?生活排水処理と生分解性について。



水環境・エコロジーのために出来るとこ。

環境省が出展している生活排水読本「家庭排水の汚濁負荷と生活排水対策」によると、シャンプー1回分(約4.5ml)を使った時、魚や昆虫が生息出来る水質にまで希釈するには、約200リットルの水が必要なのだそうです。つまり、2リットルペットボトル100本分もの量、塵も積もれば山となる。シャンプー・リンスも出来るだけエコなものを選びたいものです。

しかし通常、生活排水はそのまま海や川に流れるわけではありません。一度生活排水処理施設で浄水されるのだから合成シャンプーや合成リンスを使っても同じでは?と思うかもしれません。確かに、下水道・農業集落排水施設・浄化槽などでは汚水処理によって、元のきれいな水に近い状態に戻してから自然に放流しています。ではどうやって処理しているのでしょうか?





分解されやすいシャンプー、リンスを使う意味。

下水処理の主役は微生物です。処理場に流れてきた汚水は最初に大きなゴミが取り除かれた後、小さな砂も沈殿処理されます。そして活性汚泥という、バクテリアや微生物の集合体である泥が準備されたタンクに移り分解されるのです。合成洗剤等の化学物質も大抵のものは分解出来るのですが、石けん洗剤との大きな違いは、合成界面活性剤の分解には時間がかかるという事です。容易に分解できるほど微生物が十分に力を発揮でき、水質向上につながると考えられます。

また、公益社団法人日本下水道協会が調べた平成29年度3月31日時点のデータによると、下水道処理人口普及率は全国平均で78.3%(下水道利用人口/総人口)。都会では90%以上の県がありますが、地方では20%にも満たない県もあります。下水道を利用せず各家庭の合併浄化槽(トイレ、台所、お風呂等の生活雑排水も一緒に処理する浄化槽)で汚水処理をする場合もありますが、合併浄化槽の設置が推進させたのは平成13年以降。それ以前に建った家では単独浄化槽(水洗トイレの排水のみ処理する浄化槽)を使用している家庭が多く、家の脇の側溝に生活雑排水が流れ、地中への浸透のみで処理されたりヘドロとなっているのが現状です。

汚水処理の設備はまだ進展段階。そして、私たちは限られた水資源を繰り返し使用しています。上流で下水処理して川に放流された水は、浄水場を通して下流の人々が再び利用します。また、再生水として農業用水にも使われるなど、生活から出た排水は水道水や作物にもなって私たちの体に戻ってくるのです。だからこそ、出来るだけ分解されやすく、自然にとどまる時間が少ない石鹸シャンプーや、ボタニカルシャンプー、オーガニックシャンプーを使うことには意味があるのです。





分解が早いとはどういう事?一次分解と究極分解。

汚水処理でも取り入れられる、微生物の力を借りた分解を生分解と言います。界面活性剤の生分解は一次分解と究極分解(完全分解)の2段階があり、環境にやさしいeco洗剤を選ぶときは究極分解までの速さが重要です。一時分解とは界面活性(汚れを落とす作用)が失われる初期の分解のこと。無機物の二酸化炭素と水に分解される究極分解が終わるまでは環境に影響を与える可能性があります。

合成界面活性剤が完全に分解されるには、早いもので約5日かかります。一方、石鹸シャンプーは約36時間以内に完全分解され、自然界にとどまる期間が短いのです。





小松菜が発芽する、自然にやさしい石けんシャンプー、石けんリンス

自然に優しいと言っても具体的にどれくらいかは想像しにくいかもしれません。そこで例として、株式会社 地の塩社が行った、せっけんシャンプーの小松菜発芽実験があります。石けん濃度約30%の石けんシャンプー小さじ半分(約2.5ml)を1.5リットルの水道水に溶かします。この実験はすすぎの水を含めて、排水となる倍率に薄めています。洗剤液に浸るように脱脂綿を置きその上に小松菜を種をまいて経過を観察すると、石鹸シャンプーは水道水で育てたのと同じ程度の成長結果が見られました。せっけんシャンプー、せっけんリンスは希釈された排水となれば、そのままでもほとんど植物の成長の妨げにならないくらいに安全。生分解性が高く36時間以内に究極分解されるので、水辺に暮らす魚や昆虫への負担も少なく、巡り巡って私たちの体に戻ってくる水に残留することもありません。

そんな石けんシャンプーの中でもおすすめなのが虎斑竹専門店 竹虎の虎竹の里 竹炭シャンプー、竹炭リンスです。髪のきしみや洗い上がりのごわつきが難点の石けんシャンプーですが、虎竹の里 竹炭シャンプー、竹炭リンスはミネラル(保湿成分)を豊富に含んだ最高級竹炭が配合されています。原料の孟宗竹は国産と無農薬にこだわっているので安心。また、竹炭は無機質なので自然界にあったも問題なく環境想いなのです。せっけんシャンプーでも潤った髪を保ちたいという方におススメです。

地球に全く負荷をかけない洗剤は存在しないものです。それでも「分解されやすい洗剤を選ぶ」「必要以上に洗剤を使いすぎない」ことは私たちに出来る、小さいけれど大切な事だと考えています。





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